富士フイルムX-S10のレビュー「6つの魅力」

富士フイルムのカメラのなかでも始めて出たSシリーズ

今回はX-TシリーズやX-Proシリーズ以外で特に注目するところが多かったので発売前から話題になっていました。ここまで話題性があるのは久しぶりだったので数年ぶりに予約して発売日に購入。

今回はこの新シリーズX-S10についての魅力を伝えていければと思います。



富士フイルムX-S10のレビュー「6つの魅力」

単刀直入に言うと「迷っているならとりあえず買い」です。

私は今まで色々な富士フイルムのカメラを使ってきましたがX-S10は今までの富士の欲しかったところを全部詰め込んだようなカメラです。初心者から中級者、上級者までも満足できるカメラといってもいいかもしれません。

その理由

・操作性が初心者でもわかりやすい
・ボディ内手振れ補正がついた
・モニターがバリアングルになった
・小型軽量化
・ファインダー
・外観

こんなにも魅力があります。これを一つずつ説明していきます。



X-S10の魅力1 初心者でも使いやすい操作性

 

富士フイルムのカメラは他のメーカーと違って前は「癖が強いカメラ」でした。もちろんいい意味で。
しかしそれは初心者にとっては少し入りずらい部分でもありました。他のメーカーは初心者用に向けて作られたカメラが沢山あります。モードを変えるだけで風景や人物など特に考えずに設定を簡単に変えられるものが多いからです。

富士の一眼レフカメラではそれがほぼありませんでした。更にはダイレクトに操作ができるように軍幹部に沢山のダイアルがついておりそれが初心者にとっては「難しそう」と思うからです。

X-S10ではそういった風景や人物のモードもついて簡単に操作できるようになったことで初心者でも入りやすくなりました。

 

X-S10の魅力2 ボディ内手振れ補正がついた

 

前に富士フイルムは他社がボディ内に手振れ補正をぞくぞくとつけ始めた中で「うちはつける予定はない」ということをインタビューで見ましたがスマホのカメラの強化や搭載されていて当たり前的な感じになったからか最近発売されているのには手振れ補正が搭載されています。

X-S10はその中でも5軸手振れ補正が「安価なのに」搭載されているというところが魅力です。これは割と協力で撮った写真がブレていたなんてことはほとんどなくなるんじゃないでしょうか。

 

X-S10の魅力3 バリアングルモニター搭載

これは賛否が分かれますが【固定やチルトが好きな方もいるので】時代がSNSなどでセルフィーやVLOGなどを撮る人が多くなったことで「カメラのモニターが手前に向いてくれないだけで購入する時の選択から外される」と富士フイルムの上野さんがインタビューで言っていました。なのでX-T4からバリアングルになったのですがX-S10も搭載されさらには液晶がサイズに合っていてバリアングルした時の他のケーブルとの干渉が改善されてよりよいものになったのもポイントが高いですね。

X-S10の魅力4 小型軽量化

富士フイルムも下位モデルから上位モデルまで色々ありますが割と差があります。しかしX-S10のすごいところは上位モデル(現在のフラッグシップモデル)であるX-T4とセンサーや色々なところがほとんど一緒なのにも関わらず小さく、軽くなりました。それでいて富士史上1番「グリップが大きく握りやすい」これは本当に感激しました。

X-S10の魅力5 ファインダー

 

カメラといったらファインダー、画面を見て撮るのもいいですがファインダーを覗いてじっくりと画角を決めてシャッターを押す。カメラを使う人の楽しさや喜びを知れるのはここが最大であり頂点。他社もそうですが下位モデルや安価なカメラはファインダーが搭載されていないのも多いです。

しかしX-S10はそれがしっかりついていて尚且つファインダー倍率もなかなか広い(覗いた時の画面の大きさ)同価格帯のカメラの中でもかなり見やすい部類に入ると思います。

ちなみに自分が持っているX-Pro2とほぼ見た感じは同じでした。

 

X-S10の魅力6 外観

最後に外観をもってきましたがこれが個人的には全部のバランスがちょうどいいんですよね。全体のフォルム、グリップ、モニターとのバランス、レンズとのバランス、それでいてコンパクト。もう最高です。触ってない人はとりあえず店頭で触ってみることをオススメします。

まとめ

最初にも伝えたようにすべてを満たしてくれたカメラ、それでいて安い。色がブラックしかないのが少々残念ですがここ最近で1番テンションが上がったカメラでした。迷っている方がいるならまず触ってみてください。
富士フイルムにしか出せないフィルムシミュレーションも大きな魅力の1つです。これから使っていってまた気づいたことがあったら記事にまとめます。

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Posted by yamalog