ダイナミック・スーパーレゾリューション(Dynamic Super Resolution)で4kを8K画質にしたら綺麗になっているのか検証
今や4Kテレビやパソコンモニターを普通に使っているのが多い時代です。
8Kもちらほら出てきてはいるが、まだまだお高い。
それを簡単に実現してくれるのは」ダイナミック・スーパーレゾリューション「Dynamic Super Resolution」です。
今回はどのくらいの違いが出るのか、画質が本当に上がっているのか検証していきます。
ダイナミック・スーパーレゾリューション(DSR)で4Kを8Kにする
そもそもダイナミック・スーパーレゾリューションというのは
フルHD1920×1080→4K3840×2160
WQHD2560×1080→5K5120×2160
このように画質を上げることができるNVIDIA 「GeForce 344.48 Driver」からGeForce GTX 500シリーズ以降からサポートされている技術
「Dynamic Super Resplution」(ダイナミックスーパーレゾリューション)
高い解像度でレンダリングしてそれを出力する技術。スケーリングを縮小しているので擬似的にはなるが画質は4K解像度と同等レベルになっています。「GeForce Experience」からでもできるがNVIDIAのコントロールパネルからでも変更することができる。
実際にDSRをしようした感想
最初にダイナミックスーパーレゾリューションを使用した感想を話していくと「疑似的」というのがひっかかり対して期待していなかったのですがやってみて思ったのが「すごい」のひとことでした。
公式でもいっていますが限りなく4Kといっていいほど画質が向上しているのが目で見てすぐわかります。
これからの時代は5Kや8K画質か?DSRを使って更なる画質向上を目指す
今の時代4Kはポピュラーになってきていてそれを使わずとも、テレビやモニターで持っている人は多いでしょう。(そもそもテレビはできない)
今回は更にフルHDから4Kにするのが主流だったこちらを4Kから8Kにしていきましょう。
ウルトラワイドディスプレイを持っている人も多いと思うのでWQHD1920×1080も5120×2160にしてどのくらい変わるのか見ていきたいと思います。
Dynamic Super Resolutionを使って検証してみる
まずは2560×1080のウルトラワイドモニターを使って5120×2160にしてみる
2560×1080
5120×2160
このサイズだとぱっと見はわかりませんね。しかし拡大して遠くの城を見てみると
こちらの城の部分を見てもらと一目瞭然だと思います。かなりクッキリとしていますね。
スクリーンショットの画像データも倍です。
かなり画質の違いがあるのがわかります。
本命の8K画質をDSRを使って検証
次に4Kモニターを使って「DSR」で8Kにしてみる
DSRを最大限使うには高いPCのスペックが必要
GTX900番から出たドライバーで500シリーズまで対応されるようになったが、そもそもパソコン側のスペックが高くないとまともに楽しめないのが実際のところ。今ではRTX3000番台が登場したことでこの辺りで現実的に使えるでしょう。
900番台からでは4Kはいけるが今回使用したRTX2080でも少し厳しいところ。
それで満足にゲームができるかは微妙。(2D やADV系ならいけるかも)
Dynamic Super Resolutionを使って8Kにしたまとめ
今回試したのはcorei7 3770 グラフィックボードはRTX2080、ゲームにもよるがゴリゴリの3Dゲームだとプレイがまともにできませんでした。スペックを上げるとパソコンが何度か落ちました。なのでDSRを使用するにはゲームを選ぶ必要がありそう。
今回検証してみた感想は以上です。限りなく高画質を目指す方にはRTX3090や3080あたりを攻めてみてもいいかもしれません。